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ジョニーフジコフ活字ブログ、日々を垂れ流し中
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  <驚異的な甘さだ!

見てきました噂のアレその2 「帰ってきたヒトラー」
まさかの地元の初回公開でしたし
劇場のロビーがほぼないくらいのスペースだったもんで
さながらグランドナショナルのスタート前みたいな激混みのなか
なんとか座れました。こんな混むと思ってなかった!

感想は一応畳んどきます。
まだ見てない方向けに総決算するとすると
「虚構対現実」ってこっちのがしっくりきたなど思いますた。
ヒトラー最後の12日間見たくなってきたな。公式が推してるしなぁ。
 見る前にみてね!っていってたので、帰ってきたヒトラー見に行きたいかたはご参考に!

あとSHERLOCK で使われてるSNS とかの表現、フツーに踏襲しててわろたw
まーすごく便利だしねあれ。たしかシェフでも使われてましたな。
どっちかというとようつべの表現が多かったですけどね、うん。
一応おすすめですが、ダメな人はダメなタイプの映画ではあります。途中で出る人居たし。

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時をかけるアドルフって地点で相当地雷だと思うんだけど
それより「これマジでドイツで作ったんか…」というレベルのしろものでした。
でもドイツでないとむしろ効いてこない表現だったろうな
インタビューのリアルさ、本当に「ヒトラーに扮した俳優を使ったインタビュー形式のドラマ」
みたいに見えた。(近いのは「ボーリングフォーコロンバイン」とかのあれですね。)
ヒトラーの外見をしたインタビュアーに不満をはく人たちと
ヒトラーの外見をしたインタビュアーに不快そうにする人両方居てましたがあれはリアルに撮ったのか?
と思うほどの出来 リアルだったのかな?

私はジャックラッセルテリアの下りでヒトラーへの感情移入は一切なくなりました。
ので早く気付けこの野郎共と思ってましたがまー無理ですよね。
自分の掘った墓穴を逆手にとって「これがチャンスだ」と本を書いて売って売れて
劇中では3か月で「そろそろ世間の怒りもおさまる」ってテレビにまた出すし受け入れられるし
局長がだんだんゲッペルスに見えてきた。そういえばゲッペルスって言われてたわ。
ゲッペルスの役目もったエヴァブラウンってか。おいおい…
それに外国ですらタブー扱いになってるヒトラーネタの芸人が売れるって言うのも恐ろしい話
ご丁寧にオープンカーに二人で乗ってドライブで終幕でしたしな。

「クレマイヤー嬢がユダヤ系とは、残念だったなサヴァツキ」ってセリフもな。
おまえどんだけ恩があると思ってるんだこの野郎。
ユダヤ系のクレマイヤー嬢がネットをヒトラーに教えるとか…ジョーダンきついぜ…
認知症のおばあさんが正気に戻るシーンがスイッチになってどんどんサスペンス感でてくる
ヒトラー芸人に励まされて生まれた勇気で得た彼女と行動力を最後に全部破壊されるファビアン…
これコメディじゃなくてサスペンスでしたわ。


この映画、テレビと社会と観客まるっと盛大に皮肉ってんだなぁと。
「ホテルのテレビはこんな薄かった。技術革新と奇跡の積み重ねの産物だ。だが内容はどうだ?屑ばかりではないか」って台詞とか
ヒトラー側っぽい人間の人選がアホっぽいの選んでたり
クレマイヤー嬢が喋りだすまでの人物描写のギャップもまた皮肉。
「こいつアホっぽいなぁ~」「この女たぶん嫌なやつな」って思った私の思考も
盛大に皮肉られてると思っていいんだろうな。

「私からは離れられない。私はお前の中にいる」ってあのB級CG映画っぽい画面で
そこだけリアルに人の顔したヒトラーがいるんですもん。
「物まね芸人」って虚構と「総統」って現実もそうだし
虚構対現実 ほんとこっちの方がしっくりくるんじゃないの?

最初に「みんなナチ式敬礼してくれない(´・ω・)」ってなってるのと
「私には自分の軍服がある!ただ現在洗濯中である!(@黄色いセーターにGパンのビール腹総統)」で盛大に油断させられた
そうだこいつヒトラーだった…
あえてコメディとして出してくるあたり この野郎
あれだ、映画ってこういうのアリだから映画なんだよな…
「たかが映画じゃないか」って言った巨匠はいたけどな。たかが映画だからできるんだよな。

原作よも…


余談ですがヒトラー役の俳優さん、もとの見た目全然違いすぎて腰抜けましたw
そして見事な気絶芸 映画内の気絶芸集めた動画無いかなぁ~?


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